2011年01月23日
『ヒゲ爺』今月の作品
ヒゲ爺の今月の作品です
『今今と今という間に今ぞなく 今という間に今ぞ過ぎ行く』
『烏 兎 匆 匆』
「今今と今という間に今ぞなく 今という間に今ぞ過ぎ行く」 道 歌
道歌とは,広辞苑によると,「どう‐か【道歌】 ダウ‥道徳・訓誡の意を、わかりやすく詠んだ短歌。仏教や心学の精神を詠んだ教訓歌。」だそうである。この歌が,いつできたのかはわからない。
今,今やろうと思っているこの瞬間に,もう今という時は過ぎ去っている。
烏兎匆匆(うとそうそう)
月日(つきひ)が早く過ぎるさま。烏(う)はカラスで太陽に住むと言われている。中国では「太陽の中にうずくまった鳥あり」とされ太陽が住みかとされている。(おそらく部分日食の際に太陽の表面に黒いものをみてそう考えたのではないかと思われる)。兎(と)はウサギで月に住むと言われている。それで日月のことを烏兎というようになった。匆匆は、あわただしいさま。実は古くからの伝説に、太陽には3本足の烏が住んでいると言われている。それは神武天皇に当時組みした三豪族を象徴したものと思われる。(サッカーの日本代表のユニホームにも使われている)。鳥と烏の字の違い一本少ないのは黒くて目がわからないので一本少ないと言われている。
日と月のことを美しく金烏玉兎(きんうぎょくと)とも称する。
Posted by 管釣人MICKEYパパ at 08:30│Comments(0)
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